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HRB - HiPeC Reseachers Blog

ヒロシマ大学発:平和構築連携融合事業の推進をめぐる事務局メンバーの日常

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HiPeC連携パートナー広島県との共催になる第32回ハイペック研究会が開催されました。

■第32回HiPeC研究会「広島発・復興の原点と人材育成」
【日時】2012年10月4日(木)16:00 ~18:30
【場所】広島大学大学院国際協力研究科 1階大会議室
<報告1>『復興の原点としての路面電車~被爆を乗り越えて』
加藤 一孝 氏(広島市こども文化科学館 前館長) 
<報告2>『復興・社会開発と広島発の人材育成』
橋本 康男 氏(広島県地域政策局 国際部長)
【参加人数】25名
【概要】原爆投下後、広島市内の交通インフラ復旧をめぐり、どのような努力がなされたのか。また、その当時を振り返りつつ、いま現在における広島発のオリジナリティあふれる人材育成をどのように構想していくべきなのか。今回のHiPeCセミナーでは、上記二点について、「広島発」という共通の基盤に立つ二人の経験豊富な論者を迎えて、“社会復興の原点”とそれに基づく“人材育成”という2つの相前後するプロセスをひとつの射程の中で議論する場を設けた。最初に登壇した加藤氏は、広島電鉄による路面電車の普及と一体となって発展してきた広島市の歩みをひも解いた上で、戦争末期の軍による統制という背景をふまえつつ、被爆後の復旧に向けた人びとの具体的な行動を詳細なデータ分析をもとに描き出した。次に登壇した橋本氏は、広島固有の体験から生み出される「復興の地のリアリティ」を整理したうえで、現在オール広島体制で構想中の「国際平和拠点ひろしま構想」へのロードマップと、そこで可能になる独自の人材育成のコンセプトについて紹介を行った。報告終了後、45分間にわたってフロアとの間で交わされた議論では、①巨大で抗いがたい変化に直面してこそ、復興のビジョンに強い使命感と職業意識が現れること。②広島の復興の原点を振り返って、改めて現在の日本における災害復興や民主主義の再編、高齢化など、社会変化に対する臨機応変な対応力が求められていること。③変化のスタート時点での躓きを防ぐために、「全体デザイン」を構想することのできる人材の力が不可欠であること、などの論点が焦点として浮かび上がった。
 

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ピー助(Peace-Ke)
年齢:
14
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男性
誕生日:
2010/04/01
職業:
平和構築
趣味:
連携融合
自己紹介:
 〔ピー助〕朝の来ない闇はない。朝の来ない魚市場もない。
 〔飼い主からの一言〕ハイペック(広島大学平和構築連携融合事業)は、広島大学の基本理念である「平和を希求する精神」を具体的に追及するため、オール・ヒロシマ体制で平和構築支援の研究を推進します。マスコットキャラクターの平和構築猫「ピー助(Peace-Ke)」ともども、なにとぞよろしくお願いいたします。
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